私は8月に行われた大分県高校総体をもって、3年間所属していたハンドボール部を引退しました。
新型コロナウイルスの影響で春の選抜大会が中止になって以降、様々な大会が中止になり、練習すら満足にできない日々が続きました。「高校日本一」を目標にしていた私たちにとって春の選抜・インターハイ・国体の中止は非常につらいものでした。
しかし、そのような状況の中でも様々な対策を講じ、3年生の集大成となる県高校総体を開催して下さった関係者の方々、応援して下さった学校の先生方や、家族、友人にとても感謝しています。
いま、私たち3年生にできる事は後輩に多くのことを伝えることです。高校3年間で培った技術や学んだ志を後輩に伝え、伝統を引き継ぐことが私たちに残された最後の課題です。「高校日本一」の夢を後輩に託し、サポートしていくことが私たちを育ててくれたチームへの恩返しだと考えています。
そして残りわずかとなった高校生活をこれまで以上に充実させ、大分高校での日々を生涯の財産にしたいです。
大分高校 ハンドボール部 幡東妃美希