先日、実家に帰省するため母親に連絡したら、「シー(猫の名前)の砂(糞の処理をする用)と鰹節とゼリー状のマグロの缶詰を買ってきて」とのこと。2件ほど店を回り結構な荷物になったが帰宅すると、シーはホットカーペットの上で熟睡。「シー、帰ってきたよ」と言うと少し顔をあげZzz。「シー、甲子園出場決定したよ」と言うと寝たまま「ニャー」と言ってZzz。でも癒やされる。
シーは家に来て20年以上。捨て猫でしたが母親が餌をやっていたら住み着いた。現在はシーの生活を中心に動いている。家族で旅行に行くことはない。必ず1人は家にいる。シーが食べる「餌」は「餌」と言わない。「ごはん」と言っている。うちの家族だから。
母親は78歳。シーが居るから安心している。いつもは母親の足元で寝ている。お互いがお互いの事を心配しながら寒い冬を寄り添って暮らしている。暖かい春がやってくるのはもうおすぐ。ずーっと変わりない生活ができたらと思う今日この頃。
選抜高等学校野球大会が終わったら癒やしてもらうため、また、帰ります。
野球部監督 松尾篤