高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)大分高校特進コース、特進部長の小林です。
8月19日(水)から22日(土)までの3泊4日、本校特進コースの1~3年生10名が、
福岡工業大学・徳安達士教授の研究室でインターンシップに参加しました!
本校DXハイスクール事業の一環として実施した今回のテーマは、
🔬 大学見学ではない。研究を体験する4日間。
説明を聞いて研究室を見学するだけではなく、医療現場の課題を知り、データを作り、AIに学習させ、結果を分析・検証し、最後は自分たちの言葉で発表するところまで、一連の研究活動を体験しました。



🩺 5つの「医療×AI」研究に挑戦!
生徒たちは2名ずつ、消化器外科・泌尿器外科・消化器内科・呼吸器外科・産婦人科の5チームに分かれて研究に挑戦しました。
大学生・大学院生の皆さんから研究の背景や目的について説明を受け、手術映像や医療画像を観察。画像に正解情報を付ける**「アノテーション」**を行い、自分たちで作成したデータを使ってAIモデルを構築しました。
さらに、PythonやOpenCVを用いた画像処理、精度評価、統計解析にも取り組みました。
思い通りの結果が出ないときには、「なぜ精度が上がらなかったのか」「どうすれば改善できるのか」を考え、再び試す――。
生徒たちは、AIは自動的に正解を出すものではなく、人がデータを作り、結果を検証しながら活用するものであることを実感しました。



💬 「教えてもらう」から「自分から動く」へ
初日は緊張していた生徒たちも、日を重ねるにつれて、自分から質問したり、仲間と相談したり、資料を調べたりする姿が増えていきました。
最終日には、各チームが4日間の研究成果を発表。
「何を行ったのか」「結果から何が分かったのか」「なぜその結果になったのか」を整理し、自分たちの言葉で研究を伝えました。


✨ 参加者10名全員が「非常に満足」
終了後のアンケートでは、参加者10名全員が「非常に満足した」と回答。
また、全員が「大学で研究することへの興味が高まった」「後輩にもこのインターンシップを勧めたい」と答えました。
また、生徒からは、
「AIなら何でもできると勘違いしていました」
「自分から動くと、いろいろなものを得られることを理解しました」
「探究の授業を通して培いたかった考え方や目的が、やっと理解できました」
「医学だけでなく、工学にも興味を持つことができました」
といった声も寄せられました。





🌱 答えを知る人から、問いを生み出す人へ
研究には、最初から「正解」が用意されているとは限りません。
問いを立て、試し、結果を考え、また確かめる。
この4日間、生徒たちはAIの技術を学ぶだけでなく、「まだ誰も答えを知らない問いに挑む」という研究の本質に触れることができました。
今回参加した10名は、このインターンシップの第一期生です。この経験を学校での探究活動や今後の進路選択につなげ、新たな問いと挑戦を生み出してくれることを期待しています。


4日間にわたり丁寧にご指導くださった、
福岡工業大学 徳安達士教授、大学生・大学院生の皆様、
そして本取組にご協力いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
