高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)大分高校特進コース、特進生徒会の田上です。
今回は、福岡工業大学教授、大分高等学校理事長補佐、そして大分大学医学部客員教授と、様々な分野で活躍されている、徳安先生に特別授業をしていただきました。
また、今回、福岡工業大学の徳安達士先生より、記念品として時計を贈呈していただきました。
DX教室にて大切に使用させていただきます。
1時間目:情報モラルと大学進学について
欲求とモラルについて正しく理解し、新しい情報化社会でより良い人生を追求していくことの大切さを学ぶことができました。
ちょっとした軽い気持ちで書き込んだSNSの書き込みが、デジタルタトゥーとなり、一生ネットの世界に残り、これまでのキャリアや功績を一瞬にして失うことになります。
攻撃対象との距離が遠くなれば遠くなるほど自制が効かなくなるそうで、普段正常な判断ができる人でも、感じるストレスによっては、気づかないうちにその一線を越えてしまうことがあり、気を付けたいと感じました。
また、先を見て行動するという話の流れで、大学進学とその先の話をしてくださいました。大学教授の先生から直接、大学進学や大学卒業後の進路の話をお聞きし、その先のキャリアなども考慮して、大学を選ぶ必要性を感じました。
また、大学での学びとして、何を学ぶか、どこまで学び、追究するか、その深さが今後の新しい情報化社会の世界を生きていく上で大切になるので、自分が今学びたいと思っていることを思いっきり学べる環境に進学できるように、残りの高校生活を送りたいです。
また、社会に出て困らないように、学生時代の貴重な経験を積んでいこうと思います。
2時間目:外科分野における医療×AIの最先端のお話
1846年に麻酔を使った無痛手術が始まり、今では高度な技術が医療に貢献し、2025年にはAIを活用した手術支援が行われると言われています。
徳安先生は、医療のニーズと技術のニーズを連携させる、「医工学」の分野で最先端の研究をされています。
現在は、大分大学医学部と共同で、術中合併症をゼロにすべく、外科医の視覚的認知を補助するAIの開発に取り組まれており、来年度の製品化に向けて開発を続けておられます。
授業後、多くの生徒が手を挙げて質問をしており、医療という身近なテーマであるので、みんな興味を深くお話を聞かせていただきました。
この技術は、私たちが活躍する社会で、手術のナビゲーションシステムなどに応用され、今後さらに未来の医療が進化し、生きているうちにその恩恵にあずかれるかもしれませんね!