高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)大分高校特進コース、特進生徒会長の田上です。
今年最後のDX関係の講演となります。
今回は、大分大学教育マネジメント室の鈴木雄清先生にお越しいただきました。
ここでみなさんに質問です。
目の前にある宿題や、仕事にどのタイミングで取り掛かりますか?
もちろん、締め切りギリギリに行うのは、あまりよろしくありません。
おそらく多くの人は、先を見て計画的に取り組み、早めに終わらせようとするのではないでしょうか?
しかしながら、実際は、早めに片付けるのが良いわけでもないのです。
このようなデータを分析・研究することは、
インストラクショナル・デザイン(Instructional Design)と呼ばれています。
このインストラクショナル・デザインとは、科学的な視点から、教育や学習を、効果的で効率よく魅力的にすることを目的としています。
狩猟社会から始まり、今やsociety5.0 AI社会という言葉がよく聞かれます。
そんな学びたいことを容易に学ぶことができる時代の中、大学で学ぶことの意義、そして、AIとの向き合い方などについて、お話を頂きました。
1人1台のタブレットやPC、ICT教育やギガスクール構想等々とこれまでの教育からの転換を迫られていた中、コロナウイルス感染症が流行したことで、教育のスタイルも一気に変化しました。
今では、自分の生活スタイルに合わせ、学びたいときに色々学べる映像学習教材やオンラインで取り組める問題演習やテストができるデジタルシステムなどがより進化しましたた。また、講演会等もZOOMで参加できるなど、生徒の学び方のスタイルは大きく変化し、学び方の幅が広がりました。
しかしながら、便利な技術のの裏腹に世の中の情報もAIの発達により、正しい情報かそうでないかの判別がさらに一層難しくなっています。どのような知識をどのような方法で得ていくのか、一人ひとりの学び方に対する向き合い方がとても大事になります。
「今日の事実は明日には誤った情報でしかない。」Toffler 1970 未来の衝撃