2025年第7回 AI×医学

DXハイスクール

高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)大分高校特進コース、特進部長の小林です。

本日は、大分大学医学部より白下英史先生にお越しいただき、ご講演をいただきました。

「高度先進医療」をテーマにご講演いただきました。日々、医療の最前線で診療にあたっておられる立場から、今の外科医療がどのように進化しているのかを、身近な言葉でお話しくださいました。

講演ではまず、大腸癌を中心とした消化器癌について、病気の特徴や治療の考え方を丁寧に説明していただきました。専門的な内容でありながら生徒にも理解しやすく、医療が「治すこと」だけでなく、「どう向き合うか」を大切にしている分野であることが伝わってきました。

続いて、腹腔鏡手術やロボット手術についてのお話があり、
体への負担をできるだけ少なくする外科治療のために、医療現場ではさまざまな工夫や技術が取り入れられていることを学びました。
最先端の機器を使った手術が、患者さんの回復を支えている様子に、生徒たちも強い関心を示していました。

さらに、最新の外科治療の話題として、医療技術の進歩とチームで支える医療の大切さ
にも触れられました。
一人の医師だけでなく、多くの専門職が協力することで、高度な医療が成り立っている
ことが印象的でした。

講演後には、医学系志望の希望者を対象に座談会も開いていただき、外科医を育てるための取り組みについても紹介していただきました。
生徒たちは気になることを直接質問し、一つひとつ丁寧に答えていただく中で、医療の現場のリアルな姿に触れることができました。

この講演は、生徒にとって高度先進医療を身近に感じ、将来を考える貴重な学びの時間となりました。白下先生、本日はお忙しい中、貴重なお時間を大分高校の生徒たちのために作っていただき、本当にありがとうございました。