高等学校DX加速化推進事業指定校(DXハイスクール)大分高校特進コース特進部長の小林です。
今年度、大分高校特進コースでは、以下のような取り組みを実施します。
未知なる未来に向けて確かなキャリアを築けるようにDX人材のマインドセットを養い、課題解決に向けて必要なデータ収集・解析・意思決定ができる生徒を育成する。
医療AIフロンティア教育
大学医学部の高大接続を活用することにより、地域医療の課題解決に向 けたAIやデータサイエンスの活用事例を学ぶ機会を設け、医療DXの最前線を知ることで、情報技術の社会実装を実感させることを目標とする。
・大学、企業を招いての特別授業(5~6回実施)
・近県医学部との高大接続事業を活用し、将来的な医学部クラス の設立準備
・総合的な探究の時間の強化
・新しい学習評価システムの導入による学びの個別最適化
→生徒の学習データを収集し、AIが苦手分野を解析
・生徒の生成AIを活用したレポート作成、データ分析のスキルを強化
教員向け研修の充実と各教員の取り組み
医療AIフロンティア教育と連動し、教員自身もDXや先端技術に対する理解を深める必要があります。先進的な大学訪問や、AL(アクティブラーニング)・DX(デジタルトランスフォーメーション)研修を通じて、教員の授業力とデジタル活用力の向上を図ります。また、ChatGPTや3Dプリンターなどの最新技術を授業に取り入れ、生徒とともに情報技術の社会実装を実感できる教育環境の構築を目指します。
・教員のAL授業・DX教育の能力向上に向けた研修の実施
・先進的なAL・DX教育事例を有する大学へ訪問および見学
・最新のデジタル機器を使った授業を日常的に実施できる環境づくり
・Chat GPT、3Dプリンター等の授業への活用
共創DXイニシアティブ教育
本校は、福岡工業大学との高大連携を通じて、実社会と大学での学びを見据えた共創的な教育活動を展開する。生徒には以下の4つのカ――大学での学びに直結する基礎的素養(=社会人基礎力)、論理的思考力、情報分析力、コミュニケーション力を段階的に身につけさせることを目標とする。
・企業を招いての特別授業
・共創型DX教育に対する教室の整備
・総合的な探究の時間の強化
・福岡工業大学への訪問